ヒラリー・ハーンの無伴奏です。
97年のデビュー作が無伴奏のソナタ3番、パルティータ1&2番でしたので、今回の作品で完結です。
Tidalで聴けるのでCDは買わずにこのLPだけ入手しました。
Hilary Hahn / Bach: Sonatas Nos. 1 & 2, Partita No. 1
Decca 483 4181
ハーンは少し前の作品まで遡ってLPでのリリースが増えてきましたね。
半分くらいスルーしていますが、無伴奏だけは発表後直ぐに注文しました。
見開きジャケット仕様でインナースリーブまで丁寧な仕様で好感が持てました。最近の新譜としては盤質も良いと思います。超音波洗浄してから聴いています。
無伴奏は大好きな作品で、それこそCDもLPも何十枚と持っています。
その中では固有のキャラクターをあまり感じないほうで、中庸な印象を受けました。
テクニックはかなり高いと思いますし、録音も悪くはありませんが、デビュー盤のインパクトが結構強かったので、本作の印象が薄くなってしまうように感じます。
20年の歳月を考えると、新録で全集でも良かったはずですが、円熟味の増した今のハーンには今回の選曲のほうが合っているのかもしれませんね。
Hilary Hahn – J.S. Bach: Sonata for Violin Solo No. 1 in G Minor, BWV 1001 – 4. Presto
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