アナログとデジタル

アナログとデジタルの違い

アナログとは連続したデータです。
メディアとしては、レコードやテープ等です。

デジタルとは、離散したデータです。非連続です。
メディアとしては、CDやMD、DATです。

アナログとデジタルはどちらの音が良いか?

この議論は昔から行われていますが、結論は出ないと思います。

僕はアナログ派です。
ただ、両者は別であり、比べる必要は無い気がします。

CDには20kHzまでの音域しか収録されていない、レコードはもっと上の帯域まで収録されているから音が良い…云々の話を聞く事がありますが、それは関係ないと思います。

レコードにはそれほど上の周波数は収録されていません。
その点では、SACDやDVD AUDIO、いわゆるハイレゾ音源の方がワイドレンジです。

デジタルは加工や保存の面で優れていますが、元のデータをサンプリングしています。PCM、DSDでも元のデータとは厳密に言えば異なります。

レコードの音が良いのは、アナログが連続した本来のデータである事と、カートリッジが(厳密に言えばスタイラスが)直接盤面に接触する方式にあると思います。

製作された時代の違い

また、アナログ時代は、録音も手間がかかっていて、優れたエンジニアの感性によって作品が作られていますが、昨今は誰でも簡単に録音ができます。

回顧主義と言われるかもしれませんが、優れた演奏の多くは、アナログ時代です。少なくても1970年代までの音楽を聴こうと思えば、必然的にアナログです。

ただ、アナログはオリジナルと廉価盤で大きく質が異なります。オリジナルのレコードがそれ相応の価格で取引されているのは、きちんとした理由があります。

CDでもプレスで音は変わりますが、アナログのそれと比較すると誤差の範囲と言い切れるくらい差は少ないです。

アナログは中低域の力強さや心地よさにも起因する音色、音の鮮度に優れています。
デジタルオーディオは、ノイズレベルの低さによる静寂感と透明感、正確な空間の定位に優れています。

デジタル派の多くは、アナログに触れる機会、ライブラリーの管理、盤の手間などを場所や時間的に諦めてしまった方が多い気がします。

好きな場所、時間に気軽に音楽と向き合えるのが、デジタルの最大のメリットではないでしょうか。