ラフマニノフの協奏曲2番は、以前にもDECCAのアシュケナージや、DGGのリヒテルを取り上げていますが、客観的にはこの作品の完成度が一番高い気がします。
Alexis Weissenberg / Rachmaninov: Piano Concerto No. 2, Franck: Symphonic Variations
EMI ASD2872
パッと聴くとオケの重厚感にまず驚かされます。
カラヤン/ベルリンフィルの支配力が強く、その世界観が受け入れられるか否かで評価が変わる気がします。ワイセンベルクのピアノも上手く調和が取れていてかなり完成度は高いです。
ただ、美しすぎるというか演出過多に感じてしまう部分もあります。ラフマニノフよりも、カラヤンというイメージが強いです。
機会があれば、DECCAのカッチェン盤も紹介したいと思います。
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