イダ・ヘンデルVn、パーヴォ・ベルグルンド指揮、ボーンマス交響楽団によるヴァイオリン協奏曲。
Ida Haendel / Britten & Walton: Violin Concertos
EMI ASD3483
ヘンデルは幼少から天才と呼ばれ、今も現役で活躍しています。
女性ヴァイオリニストとしては、1つ抜けた存在だと思います。
録音嫌いで、キャリアの割には残した作品は多くはありません。
ポーランド出身でMuzaにはモノラル時代を含め多くの作品が残っています。晩年はEMIへ録音を残していますが、70年以降の作品としては例外的に高値が付いている数少ないアーティストの1人ではないでしょうか。
ぼちぼち集めていますが、アンコール・ピース集であるブラヴィッシマ(ASD3785)や、リサイタル集(ASD3352)などはウン万円するのでなかなか手が出ません。
先日テスタメントから再発されましたので、そっちで妥協するかいまだに悩んでいます。
テスタメント盤はいまでも入手可能です。
参考: イダ・ヘンデル TOWER RECORDS ONLINE
話はこのレコードに戻りますが、ブリテン、ウォルトンという英国の作曲家2人のヴァイオリン協奏曲を収録しています。オケも英国。
あまりなじみの無い協奏曲かもしれませんが、とりわけウォルトンの方はこの作品を代表するような名演だと思います。
シベリウスの協奏曲と並んで、比較的オリジナルでも入手がしやすいレコードです。
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