ショパンコンクール優勝後、ポリーニ18歳の録音です。
Maurizio Pollini / Chopin: Piano Concerto No. 1
HMV ASD370
18歳であることを抜きにしても、完成された演奏ですね。この作品収録後に彼は8年間姿を消し、当時は死亡説が流れたりもしたそうです。
僕はショパンを熱心に聴きませんし、ポリーニの演奏も他には練習曲のレコード位しか持っていません。凄い演奏なのかもしれませんが、それ以上の何かを感じ取ることができません。
この演奏でもその後のDGGの録音のような、精密マシーンのような要素を既に持っています。若さゆえの勢い、躍動感もありますが、それ以上に儚い美しさを感じ取ることができる点では、その後の演奏よりも魅力があります。
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