高音質クラシックCD10枚 その2

以前に紹介した”オーディオファイルのための高音質クラシックCD”は常にアクセス数上位のコンテンツなので、第二弾としてまた10枚紹介したいと思います。

今回は録音が新しく、なるべく入手性の高いものを中心に選んでみました。

以前に紹介した10枚はこちらから

高音質クラシックCD10枚
オーディオファイルのための高音質クラシックCD10選。オーディオファイルのためのシステムチェックに最適なCDを選んでみました。

オーディオファイルのための高音質クラシックCD その2

Yeol Eum Son / Schumann


ソン・ヨルムは、辻井伸行が一躍有名になった2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、辻井に次ぐ2位になったピアニストです。

この作品に出会って、シューマンのピアノ作品を改めて聴き直しています。クライスレリアーナは色々集めましたが、このCDが自分にとっては一番シックリします。
巧いですね。流れるような演奏で細部までコントロールされています。

Yeol Eum Son / Schumann
Onyx
¥1,907(2020/10/24 07:53時点)

田部 京子 / Beethoven: Piano Sonata No. 30, No. 31 & No. 32


日本のピアニストでは一番好きで、CDはほぼコンプリートしていると思います。好きな作品もたくさんありますが、内容と音質面で本作を紹介しておきます。
SACDです。


ハイレゾ販売あり
参考: 【e-onkyo】ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番、第31番、第32番

Julia Fischer / Paganini: 24 Caprices


ユリア・フィッシャーはオランダPentatoneレーベルからも優秀録音のSACDを多数残しています。バッハの無伴奏はやや抑揚に欠けるというか、あまり馴染めませんでしたがパガニーニは技巧派らしい彼女のスタイルと上手くはまった感じがします。

24 Caprices Op.1
Decca *cl*
¥2,201(2020/10/24 07:53時点)
おすすめはドイツプレスです。

Rachel Podger / Bach: Art of The Fugue


Channel Classicsの看板アーティストである、レイチェル・ポッジャーの比較的初期の作品です。
まだMergingによるDSD256録音をする前のGrimmでDSD64録音をしていた時代だと思います。その点でもSACDに最適化された音源といえるかもしれません。

鮮度抜群というよりも、あるべき音がそこにある感じです。

Art Of Fugue
Channel
¥2,551(2020/10/17 02:12時点)

Viktoria Mullova / Arvo Part


ムローヴァは初期のフィリップス時代を好みますが、比較的近年の作品ではこのCDを一番聴いています。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、エストニア国立交響楽団との共演。パーヴォと同じ祖国エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトも録音現場に立ち会ったということも話題になりました。

ひんやりとした張り詰めた空気感があり、静けさのチェックにも良いと思います。

Tabula Rasa / Fratres
Onyx
¥2,312(2020/10/17 02:12時点)

吉川 真澄 / 平野一郎: 四季の四部作


ソプラノ歌手、吉川真澄の委嘱による、平野一郎作曲の無伴奏女声独唱のための四季の四部作

メインで使用している音楽再生ソフトRoonには、アルバムのダイナミックレンジを表示する機能がありますが、自分の所有している音源で(多分)最もダイナミックレンジが大きいのがこの作品です。28dBもあります。
ダイナミックレンジは最大音量と最小音量の比率を意味しますが、この作品は最大音量が大きいわけではなく、最小音量が極めて無音に近いといえます。

無伴奏独唱なので、気楽に聴けるタイプの音楽ではありませんが、色々な意味で意欲的な面白い作品です。

Denis Kozhukhin / Ravel & Gershwin: Piano Concertos


ペンタトーンからリリースされているデニス・コジュヒンの作品は全て優秀録音でお勧めです。
今回は協奏曲を選びました。初めてこのCDを聴いたときは、ラヴェルのピアノ協奏曲の第一音が出た瞬間に「おーっ!」と唸ってしまいました。

演奏のレベルもとても高いですし、空間の再現性がとにかく素晴らしいです。


ハイレゾ販売あり
参考: 【e-onkyo】ラヴェル&ガーシュウィン:ピアノ協奏曲

Isabelle Faust / Berg & Beethoven; Violin Concertos


イザベル・ファウストがアバド&モーツァルト管弦楽団と共演した協奏曲。
お勧めはベルクの方です。第二楽章の爆発的なエネルギー感をどう再現するかに注目して聴いています。

廃盤ですがSACDがお勧めです。リンクは通常CDです。

Francois-Xavier Roth / Stravinsky; Le Sacre du Printemps, Petrouchka & L’Oiseau de Feu


テオドール・クルレンツィスやアンドリス・ネルソンスと並んで、優秀録音を連発しているフランソワ=グザヴィエ・ロトのストラヴィンスキー。
正統派というよりは異端児とでも言いましょうか、良くも悪くも独自の解釈のある演奏です。

クルレンツィスやネルソンスはハイレゾで販売しているので、SACDがあるこちらを紹介しておきます。
限定生産ですが、この記事を書いている時点ではまだ購入できるということで。

ストラヴィンスキーの3大バレエはCD/LP合わせて何枚持っているのか把握しきれませんが、近年の録音では一番お勧めです。

Bernard Haitink / Shostakovich: Symphony No. 15


ハイティンクのRCOやCSOとの一連の作品はだいたい所有していると思います。マーラーにしようか悩みましたが、ショスタコの15番にしました。

空間が大きいこと、各楽器の質感を確認する意味でも音楽的、オーディオ的に楽しい作品だと思います。

Symphony No.15
Rco
¥1,658(2020/10/17 03:55時点)
入手性の高いSACDです。

以上10枚紹介してみました。

気が向いたら別の作品も紹介します。

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