Ivan Moravec / Debussy

ピアノ独奏高音質レコードで真っ先に思い浮かぶ作品です。
高音質作品が多いコニサーレーベルの中でもウィルコミルスカの一連の作品と並び頂点の録音です。

Ivan Moravec / Debussy
Connoisseur Society CS-1866
cs1866
モラヴェッツのドビュッシーは、1つ1つの音が強く明瞭でありながら、広大なサウンドステージで、部屋の空気が一変するような凄みを持っています。

ピアノの作品の場合、レコードは他のジャンルよりもSN面で不利になりやすい傾向が有ります。このレコードでもチリノイズが気になる部分はありますが、それでも低域の音にならない領域での気配など、CDでは表現できない部分が多く有ります。

ドビュッシーの作品は、構造上、高音質録音が多いと思います。同作品での優秀録音CDとしては、イリーナ・メジューエワを愛聴しています。

やはり比較してしまうとこの差は大きいですね。例えば、沈める寺で比較してみると、単独では低域側の分解能が高いと思っていたメジューエワの作品でさえ、モラヴェッツと比べてしまうと潰れてしまっているように聴こえます。

一番違うのは、音と音の間の気配感でしょうか。

たまたま現在ebayに出てたので、画像を添付します。

CS1866_ebay

僕は職業柄、製品の適正価格というものに敏感です。

リアル店舗でもオークションでも、「あの値段はボッタくりだ!」と非難する人がいますが、そんな人に限って、適正価格以上でオークションにて高値落札しているような気がします。

適正価格は市場が決めるものです。
需要と供給のバランスですね。高いと思ったら買わなければ良いだけで、その値段でも欲しい人もいるかもしません。欲しい人がいなければ売れない、それだけです。

このebayの画像を貼ったのは、値段が高いからではありません。2ndプレスをED1(初版)と書いているからです。オークションは間違いだらけですが、店でもこんな出し方をしていると信用無くしてしまいますね。

最後に、モラヴェッツの動画を紹介しておきます。YouTube越しでもニュアンスが伝われば良いのですが…。