フリッツ・クライスラーと言われても、どんな曲かイメージできませんが、実際に聴いてみると聞き覚えのある作品が多いですね。
親しみやすいメロディーが多いので、非クラシックの人でも入りやすいと思います。
米コニサーのウィルコミルスカの作品は何度も取り上げていますが、この作品も素晴らしい内容です。
音質面でもかなり上位です。
ピアノはアントーニオ・バルボーザです。ラヴェルのヴァイオリンソナタもこのコンビですね。
Wanda Wilkomirska & Antonio Barbosa / Fritz Kreisler Melodies
Connoisseur Society CS-2022
CDでも出ていますが、レコードよりも入手性は悪くなかなか見つかりません。
ただ、CDで聴いてもレコードと五分五分、むしろCDの方が良いかも、と思えるくらいの超高音質作品です。
求心力があり、陰影のある彼女のヴァイオリンの音は本当に素晴らしいです。
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