Cubase AI5とICレコーダーでレコードのデジタル化

昔はアナログ音源をデジタル化するのに、マランツのCDR631というレコーダーを使っていましたが、人に頼まれてデジタル化する以外に用途が無く、殆ど使わなくなったので処分してしまいました。

今はCDプレーヤーを持っていませんので、CDRにする必要が有りません。PCに取り込んで編集するのが現実的です。

これにあまりお金をかける気も無いので、最初はとあるメーカーのUSBインターフェイスを購入しました。フォノイコのRCA出力をUSB経由でA/D変換をしてPCへ取り込むという商品です。簡単な編集ソフトも付属していました。これは、あまりに音が酷くて1回使って処分してしまいました。

ヤマハ POCKETRAK C24を使ってレコードを取り込む

次に考えたのが、ICレコーダーを使って録音した物を、PCで編集するという方法です。色々と調べてみましたが、ICレコーダーは、マイク録音がメインであって、ライン入力に力を入れている機器が見当たりません。据え置き型の高級機を買うつもりもないので、96k/24bitハイレゾ録音が出来るヤマハのレコーダーを購入しました。POCKETRAK C24というモデルです。
yamaha-c24
このモデルを選んだ理由は、編集ソフトとしてCubase AI5(簡易版)が付属している事です。このソフトを使うためにレコーダーがおまけで付いていると考えても良いと思います。レコーダー自体は、まあ価格なりだと思いますが、唯一不満点をあげると、アナログ入力時に録音レベルが調整できない事です。ただ、これも後述するCubase AI側でゲイン調整が出来ますので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

CDレコーダーで録音する時は、編集が出来ないので一発録りですが、レコーダーの場合、後で編集できますので、編集ソフトが使いこなせれば非常に便利だと思います。

このソフトは多機能ですが、事実上、マニュアルらしき物が皆無で、決して使いやすいと言えません。ネット上にも初心者向けの情報が無いので、僕の使い方を載せておきます。

Cubase AI5(簡易版)を使ってレコード音源を編集する方法

まず、ソフトを立ち上げます。
cubase_ai5

“マスタリング”を選択し、作成をクリックすると、編集画面になります。
cubase_ai5_2

メニュー画面からファイル→読み込み→オーディオファイルを選択し、編集したい音源を選択。
cubase_ai5_3

録音した音源が波形になって表示されます。今回は、3曲入りの12インチです。波形の表示は右下の矢印で拡大、縮小できます。編集しやすいように変更します。
そして、実際に再生しながら、不要な部分のカット、曲間の設定を行います。任意の場所を再生するためには、波形の上のグレーのバーにカーソルを運びます。
cubase_ai5_4

実際に聴きながら曲間を決定します。曲間はハサミアイコンを使います。
事前に、デバイス→VSTコネクションでオーディオデバイスを選択しないと音が出ないので注意。

cubase_ai5_5

こんな感じで3曲の曲間を設定しました。
cubase_ai5_6

次にゲインの設定です。歪まないギリギリのレベルまで上げた方が好ましい結果になると思います。ハサミツールから、一番左の矢印に変更し、ゲインを変更したい曲間を選択します。便宜上、1曲目だけを選択していますが、3曲選択すれば同時に調整できます。少し分かりにくいかもしれませんが、選択した1曲目が赤枠で囲われています。上にある青い四角ボタンを上下に動かす事でゲインが調整できます。
cubase_ai5_8

同様に3曲ともゲイン調整をするとこんな感じになります。cubase_ai5_9

編集が終わった曲を保存します。保存したい曲を選択し、メニューからトランスポート→左右のロケーターを選択範囲に設定
上のグレー部分の色が変わります(赤枠で囲っている部分)。cubase_ai5_10

いよいよ書き出しです。
ファイル→書き出し→オーディオミックスダウンを選択。任意のフォーマットで問題ありません。
cubase_ai5_11

以上で終了です。

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