セシル・ウーセはフランスの女流ピアニストです。フランソワのラヴェルに夢中になった後、色々と同作品を探している中で出会いました。 超技巧派とは言わないと思いますが、明瞭な演奏だと思います。
フランス人のウーセの作品が東独エテルナからリリースされたのか、その過程は分かりませんが、モーツァルト、ドビュッシー等の作品もリリースされています。晩年はEMIからもリリースしていますが、演奏の質、録音のいずれもエテルナの方が良いと思います。
本作はずっと探していたラヴェルの作品。
Cecil Ousset / Ravel: Gaspard de la Nuit, Jeux d’eau, Miroirs
ETERNA 826 191
同内容のCDは入手が容易ですが、このレコードはずっと探していました。誰も探していないと思うので、あれば安価だろうとは思っていましたが、実際1000円以下で売っていると複雑な気持ちになります。
収録曲はどれも好きなのですが、亡き王女のためのパヴァーヌが収録されていないのだけが残念です。
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