何度か紹介している、ネル・ゴトコフスキー。
最近までこのレコードの存在を知りませんでした。フォーレのヴァイオリンソナタは好きな曲でCDおよびLPでもそれなりの数を持っています。
CDだとイザベル・ファウストとフローラン・ボファールのコンビ、LPだとクリスチャン・フェラスとピエール・バルビゼのコンビを良く聴いています。
Nell Gotkovsky & Eric Heidsieck / Faure: Violin Sonatas Nos. 1 & 2
RCA FRL1 0158
ハイドシェックも好きなピアニストですが、ふだんは独奏の作品しか聴いていませんでしたので、とても新鮮です。
フランスどうしとはいえ、この2人のヴァイオリンソナタがあるのは意外でした。
ゆったり目のテンポで大らかなイメージです。
フォーレのヴァイオリンソナタは1番の冒頭から惹き込まれる魅力があって、クラシックを殆ど聴いていなかった時に、最初に好きになったヴァイオリンソナタの1つです。
フォーレの2つのヴァイオリンソナタは1番が30歳の時、2番は晩年の71歳の時の作品ということもあり、自分が歳を重ねるにつれて、だんだん2番の魅力が分かってきたような気もします。
ゴトフスキーのレコードは人気がないのか、海外含めて批評はあまり見かけませんが、素晴らしいヴァイオリニストの1人だと思っています。
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