Isabelle Faust / Bach: Sonatas and Partitas

一時期は見送ろうと思っていましたが、結局予約して購入しました。

Isabelle Faust / Bach: Sonatas and Partitas
King International HMLP-0018/20
HMLP-0018/20

中古で15000円のレコードは普通に買えますが、新品だとなかなか手が出ません。昨今は、新譜のLP同時リリースが増えてきていますが、僕は何でもアナログ派では無くて、やはりアナログ時代のアナログ録音はアナログ、デジタル時代はCDや配信で良いと思っています。この作品のマスターは96k/24bitのデジタルです。

まず、現役で見ることが可能な中では、ファウストの無伴奏は相当好きな作品であること、抜粋ではなく全集でのLP化。日本オンリーの500set限定で、後から買おうと思うとプレミア付くことが予想できること等…。

ステレオサウンド誌で、彼女のインタビューが載っていてその思想に共感できたことも購入の後押しになりました。

超音波洗浄して、通しで1回聴いてみた感想です。

作品に関係ないところから言わせてもらうと、箱も含めて仕様が豪華すぎて、取り出しが面倒です。僕はもともとLPのBOXが嫌いで、本当はバラで3枚出して欲しかったです。

SACDは持っていないので、CDとの比較になりますが、一般的なCDとLPの違いそのままという感じで、比べるとCDは角が立ってうるさく感じます。LPは鮮烈さは無いですが、丁寧な描写で新譜としては十分に良い音だと思います。この作品は数十回程度は聴いているはずですが、今回真剣にLPを聴いてみると、今まで気が付かなった表現だったり、弱音のニュアンスだったり改めてファウストの技術力の高さが良く分かりました。

同じデジタル録音のCD/LP比較で、ムローヴァを取り上げた事が有りますが、こちらの方がアナログの質としては良いですね。

ステレオ初期の名立たる名録音と比べれば、鮮度や空気感など、良くも悪くも時代の違いを感じますが、総合的にはかなり良いと思います。

CDで2枚持っていて、愛聴されている方なら買って損は無いクオリティーだと思います。

僕が無伴奏で頻繁に聴くレコードは、ズスケウィルコミルスカですが、全集で聴けるという意味では本作がメインになりそうです。