Jane Kelly Williams

ロック、ポップス系の作品の多くは、1stアルバム=最高傑作である事が多いと思います。僕の勝手なイメージですが、リリース前から貯めていた色々なアイデアを反映できるのが、デビュー作であり、それ以降の作品は、アーティストの体力が要求されるからだと思います。従って、1stアルバムがピンと来ないと、2枚目以降を買わない作品も多々有ります。
Jane Kelly Williams
ベルギーのクレプスキュールからリリースされた、Jane Kelly Williamsは、French Impressionistsと並んで、(僕の中では)同レーベルを代表するアーティストであり、愛聴していました。

1stアルバムのParticular Peopleは素晴らしい作品だと思います。同レーベルの独特の陰影のある雰囲気が大好きなのですが、そのレーベルカラーを色濃く出している内容だと思います。

2ndも同レーベルから。Unexpected Weatherというタイトルです。ここまでは、LPも出ています。1stに比べて伸びやかで”うた”重視な作品です。悪くは無いですが、やはり1stには及びません。省略しますが、7″やCDsも幾つか出ています。把握している限りは入手しました。

ここで、僕の中では一区切りとなりました。3rdアルバム(Tapping the Wheel) の存在は知っていましたが、ジャケットが微妙で暫く放置していました。2nd作品から6年後の作品です。このジャケットなので当然売れる訳が無いですね。500円以下で売っているのを良く見かけますが、内容は1stより良くて、この時点で最高傑作だと思います。過去の作品の再録もありますので、この時点での集大成的な作品なのかもしれません。

そして現時点での最新作となる4th(Patchwork of Lost & Found )。それでも既に10年経っていますが。これが一番素晴らしいです。聴いた瞬間に彼女の声だと分かるので、声質は大きく変わっていないと思います。クレプスキュール時代よりも楽曲が洗練されていて、純粋に曲が良くなっているのだと思います。録音は普通ですが、僕の中では、Eva CassidyやAlison Kraussと同列で聴ける作品です。

まだ活動をしているようなので、新譜の発売を期待したい所です。

オフィシャルHP:http://www.janekellywilliams.com/