伊藤 栄麻 / Bach: Goldberg Variations

ワンポイント録音を信条としたMAレコーディングス。
クラシックっぽいのは多くても、純粋なクラシックの作品は意外と少ないです。

同レーベルはまとめ買いしていた時期があり、手元には結構な枚数があります。
それでもクラシックと言われると、彼女のピアノ作品、バッハの無伴奏チェロ組曲にリュートの作品くらいしか記憶にありません。

本作は94年の録音です。
同レーベルとしては比較的初期の録音であり、様々なフォーマットでリリースされていますので、録音に自信がある作品のはずです。

伊藤 栄麻 / Bach: Goldberg Variations
MA Recordings ‎M024A
MA Recordings M024A
こちらで把握しているだけでも通常CD、24KゴールドCD、LP、176.4KHz/24bitおよびDSD5.6MHzのハイレゾが存在します。
LPの解説書を読むと、48KHzのDATテープも販売すると予告されています。実際にリリースされたのか分かりません。

このゴルトベルクはずっとCDでしか持っていませんでした。
存在を知ったときは既にLPは廃盤で気にはかけていましたが、なかなか出会いがなく、ちょっと前にようやく入手しました。

本家のカタログを見たら再発してて微妙な気持ちになりました。

CDとLP用に、マイクから完全に独立した2つの録音システムを用意した徹底ぶりです。

CD用: マイクは米谷淳一制作、2013L1、A/DコンバーターはdCS 900B
LP用: マイクはB+K4006無指向性2本、レコーダーはStuder A820

通常はデジタル録音ならデジタル音源、アナログ録音ならアナログ音源を持ってれば良いと考えていますが、今回のようなそれぞれを別々のシステムで録音できるのが理想だと思います。

どちらもそれぞれの良さがありますが、CDはしなやかで柔らかいイメージなのに対して、LPは懐が大きい音ですね。ずっと欲しかったという期待感を裏切らない内容です。

コメント