※追記: iOS11からMPoDが使えなくなりました。MPoDの代わりとしてSoundirokを紹介しています。

メインで使っているMPDクライアントソフトは、MPoDです。
これは、iPhone(iPod tocuh)専用です。PCやネットワークプレーヤーを遠隔操作するアプリとしては、これ以上使いやすいソフトを知りません。
ネットワークプレーヤーは、DLNAサーバーが必要になるため、クライアントソフトの性能以外に、サーバーの仕様という問題が発生します。また、ローカルHDDを扱えないという致命的な問題も有りますので、MPDクライアントソフトに比べるとどうしてもレスポンスが悪いと感じます。
KinskyとMPoDで比較してみればどちらが使いやすいか直ぐに分かると思います。
ちなみに、MPDクライアントソフトは、これだけたくさん存在します。
参考: Music Player Daemon Community Wiki
cantataの主な初期設定
従来は、WindowsではGMPC、MACでは、Thereminが定番でした。
これから紹介するcantataは、Windows、MAC、Linuxのいずれでも使用できます。
WindowsとMACで使っています。若干ボタンレイアウトなど異なりますが、基本的な使用感は同じです。
こちらよりダウンロードできます。
MAC 1466626982-1.5.2 (External Link)
Windows 1466626981-1.5.2 (External Link)
※1.5.x系を使っています。以下の設定も1.5.x系です。2.0.x系は若干仕様が変わります。
便宜上、Windowsの画面で紹介していきます。
画面はある程度カスタマイズできます。
1. IPアドレス、アルバムカバーアートの設定
MPDクライアントソフトにおいて、MPoDが普及した最大の理由はカバーアートがきちんと表示できることだと思います。
PC用のクライアントソフトで、カバーアートが表示できる点でもかなり貴重ですね。
windowsの場合は右上にmenuバーがあります。そこから、Preferencesを選択。
この辺は、MPoDのカバーアート設定と同じです。
Host: に、再生するLinux本体のIPアドレスを入力します。
Music folder: に、アートワーク用のFolder.jpgを保存しているフォルダーを指定。
MPoDと若干違うのは、ファイルネームに拡張子がいらない点です。Folder.jpgでは無くて、Folderにします。
2. last.fmの設定
last.fmのUsernameと、Passwordを入力します。
3. 表示画面のカスタマイズ
この辺は好みですが、参考までに。
Sidebarで、各項目の表示/非表示の選択ができます。
ここで、一番上のPlay Queueのチェックを外しておきます。このチェックを外すと、画面左側で曲を選び、右側で再生中の画面が表示できます。
チェックを入れると、再生中の画面も1ページで独立するので選曲が面倒です。
インターネットラジオなどを利用しない人は、StreamsとOnline Servicesのチェックも外してください。後述しますが、このオンラインサービスはなかなか便利です。
長くなりますので、2回に分けます。次回は使いこなし編です。

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