Sutherland Ph3D

現在のオーディオシステムの中では、アナログプレーヤーに次いで昔から変わらず使っている機器です。
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アナログはブームになっているといわれていますが、プレーヤーにおいては、100万を超える高級機と10万以下の入門機ばかりで、中間の価格帯はいつも少ない印象です。フォノイコライザーも然り。

過去に使ったモデルを思い出しても、Nagra BPS、Benz Micro PP1/T9、Lyra Amphion PhonoにTrigon Advance等、どれも同じような価格帯ばかりです。この上の価格ゾーンになると急に選択肢が少なくなりますね。

この中では、Trigonだけは格下感がありましたが、他はどれも一長一短ですね。針がずっとBenz Microを使っていますので、PP1/T9の組み合わせはよかったのですが、当時のプリアンプとのゲインの兼ね合いで手放しました。

現在のPH3Dは、米国との価格差が何だかなあと思いつつ国内正規品で買いました。電池駆動で故障要素も少ないのでどちらも良かったのですが何となく。

バッテリー駆動のTrigon、同じく電池駆動のBPSと比べても明らかに力感や鮮度が高く、空間表現も良いイコライザーだと思います。これで音色感などがあれば文句が無いのですが。

電源を繋ぐ必要が無いので、配線がシンプルになる点も気に入っています。欠点は単一電池を16個使うところでしょうか。だいたい1年に1回入れ替えています。

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電池はパナソニックのEVOLTAにしています。交換前に電池の電圧が1.2V位まで下がっている状態でも普通に音が出ていますが、新品の電池に替えても音質が変わらないはEVOLTAとPh3Dどちらの特徴なのか分かりません。

最近はイコライザーのバランス(XLR)入力がはやりのようです。確かにカートリッジの出力は本来バランス伝送ですから、CDプレーヤーと違い、本質的にバランスが有利なのは分かります。ただ、元がRCAを無理やりXLRにするのは??な気がしますね。DIN出しじゃないと本来の恩恵は受けられないと思いますが…。

個人的に気になるのは、バランス伝送より、イコライザーカーブの方ですね。諸説ありますが、ステレオ再生に関しては基本的にRIAAで良いというのが僕の結論です。

いま、一番気になっているのは、この製品です。これで位相切り替えがついていれば飛びついたのですが。

コメント

  1. TON2 より:

    遅レスすみません。
    PH3Dの電池交換時期を探っていたらここに着きました。
    今でもお使いでしょうか?
    2015年3月に中古で購入しました。今までノイズに隠れて聞こえなかった音が聞こえてきたので感動で手放せないものになりました。
    おそらく100時間も聞いていないのですが、先日LPの音が割れていたのでもう電池交換か?と思って計測すると全部1 v前後でしたが、
    入力インピーダンスを少し上げゲインを1段落としたら直りましたので、まだ大丈夫と思っていましたが。
    1.2vぐらいで交換していらっしゃるのですね。
    やっぱり交換時期でしようか?
    それにエボルタですか。次は、ネオ(昔の金田式の定番)にしようかと思っていました。
    んー、、どうしようか悩みが増えました。

  2. ペリ より:

    TON2さま

    コメントありがとうございます。
    PH3Dまだ使っていますよ。

    こちらの感覚では、1V程度まで下がっても問題なく使用できると思います。
    1年から1年半周期で電池交換していますが、交換直後に音が良くなる感じはしません。

    ゲインは最大値が良いと思います。音源の録音レベルが高い場合や、プリアンプ側の入力マージンが大きくない場合に歪みが生じることがあります。
    歪む場合はレベルを1つ下げて使うしか無いですね。

    精神衛生上エボルタ使っていますが、電池環境の差は出にくいような感じがします。
    ネオで好結果だったら教えてください。

  3. TON2 より:

    ペリさま

    昨日、PH3Dの電池交換してみました。
    元々、販売店の入れていたビックカメラのアルカリ乾電池(東芝製)を、neoへ。ゲインは最大に戻しました。

    僕も電池交換で音が変わるとは思っていませんでした。理論的にも変わる要素がないように思えます。・・・ でも、どこか違います。
    アンプのせいか?と思い、元の電池に戻して試聴(いつもと変わらない音)。またneoにして試聴。ちなみにレコードは「仏ハルモニアムンディHM1035 シューベルト弦楽三重奏D581他」(外盤)の冒頭部分約10分程度。僕の持っている中で最優秀録音盤の中の一枚です。

    こんなことを4回繰り返しましたが、やっぱり何か違います。若干ですが、音量が上がった(Dレンジが大きくなった)ような、一音一音が明瞭になり音場の見通しも良くなったような、そんな感じです。<文字にすると大袈裟になってしまいますが微妙なものです。>

    電池の残量の違いなのか、メーカーや種類の違いなのか、それは何とも言えませんが。
    他の盤も聞いて、もう少し様子を見て行こうと思います。取り敢えずのご報告です。

  4. ペリ より:

    TON2さま

    情報ありがとうございます。

    エボルタしか使っていないので他との比較はしていませんが、新品に変えてもこちらの環境では差は感じません。

    単一16個なので、複数比較は何かと面倒ですね。
    次の交換時にNEOも候補にしたいと思います。

    マンガンとアルカリの違いも音に出そうな気がします。