Roon の便利な機能、使いこなしについて

ここ最近は音楽再生ソフトとしてRoonをメインで使っていますが、元々が英語のソフトということもあり、あまり細かな使いこなし情報が無いような気がします。

自分で使っていて便利だなと思う機能などを軽く紹介します。
この記事は、Roon 1.7 (Build 571)を前提としています。

Roonを使っているけど、イマイチよく分からないという人や、Roonに興味があるけど何が凄いの?という人向けに紹介します。

Roon の便利な機能、使いこなしについて

Roonとは何?とか、セットアップの方法、TidalやQobuzとの連動、NASのマウントなどはできる前提で話を進めます。その辺の情報はさすがに検索すればいくらでもあると思うので。

今回は音質面ではなく、タグ情報の機能に焦点を当てて紹介します。

1. 事前準備

ストリーミングサービスとの連動、音源のマウント、オーディオ機器のセッティングが終わった前提で進めます。

I. アートワークの表示

Roonは全てを管理する1つのコアに対して、コントローラーはWIN/MACのPCの他、タブレット、スマホなど各種用意されています。
今回はWindowsをコントローラーとして使用します。メニューは英語のままにしています。日本語だと違和感があるため。

Settings → General
基本は全部Yesでよいと思います。

もともとアートワークが大きいので選曲しずらいため、画面上にたくさん表示される方が良いと思います。

デフォルト

個人的にはもう1段階小さくしたいですが。

II. タグ情報の表示方法

自分でつけたタグと、Roon側のタグどちらを優先させるか決めます。
こだわりを持ってタグ管理をしている方は自分ルールにしたいでしょうし、適当な人はRoonに丸投げが良いでしょう。

当方はもちろん自前タグ優先です。

Settings → Library → Import Ssettings

Genre Setting

UPnP再生の場合は、ジャンルでソートして選曲することが多いですが、Rooの場合は自分でタグ付けしたジャンル以外に余計なものがくっ付いてきます。

上のチェックがRoonから、下のチェックが自分のタグ情報からジャンルの情報を抽出すると読めますが、実際には下のチェックを入れていても、タグ情報には無いジャンルが付加されてしまいます。

Roonの場合、フォルダから特定の音源にアクセスはできないため、アルバムをソートする際に、アーティスト、アルバムと同じくらいジャンルというカテゴリは重要なので、この辺は残念です。

Metadata Preferences
ここは分かりやすいので省略

Album Version settings
これは便利な機能の1つです。
いわゆる名盤系で、いろいろな仕様の再発があるとか、通常CDとXRCDバージョンとか、仕様の違いを表示することができます。

アルバム名の中に[]とか()で注釈を入れると、それがフォーマットと一緒に併記される仕組みです。

Roonを使う前はLuminのアプリを愛用していましたが、Luminの場合、アルバム名が長い場合は真ん中を省略して最初と最後を表示する仕組みです。

そのため、重要な情報、ハイレゾであればアルバム名 フォーマット、
例)Nightfly DSD64
みたいな感じにしていました。
こうすると、同一作品の異なるフォーマットの区別がしやすくなります。

Roonの場合、フォーマットはデフォルトで表示させることができるので、便利です。

合わせてリマスター作品や特定のレーベルのライブ録音など、従来の作品と区別できるようにアルバム名に併記していました。
例)Mahler: Symphony No. 9 [Esoteric]
エソテリック盤はアートワークが違うので、そのままでも分かりますが。


アルバム名に付加した[Esoteric]が表示されているのが分かるでしょうか。アルバム一覧の時もこのタグ情報は表示されるので意外と便利です。

2. レーベルでソートする

昔から特定のレーベルのCD、LPをそろえるのが癖でした。
作品によっては型番で覚えていたりするものもあります。

タグ編集ソフトでレーベルや型番を入れても、表示できない再生ソフトがほとんどですが、Roonは全て対応しています。
クラシックでいうと、オーケストラや指揮者にも対応。

タグの編集方法については、以前の記事を参照ください。

タグ編集ソフトMp3tagについて
最強のタグ編集ソフト、Mp3tagの紹介。WAVやDSFファイルにタグが書き込める上に、後からタグ情報を入手することも可能です。


Credits → Labelをタップします。


レーベル一覧として表示されます。

レーベルのソートは、自分のライブラリ限定です。
(TidalやQobuzのお気に入り含む)
また、大文字小文字や、スペースあるなしも別のレーベルとして認識されますので、ルールの統一は必須です。

3. エンジニアでソートする

これはRoonの醍醐味の1つです。
さすがにタグ情報として録音エンジニアを入れている人はいないでしょう。

何気なく気に入った録音の作品が見つかった時に、エンジニアは誰だろう?とか、他の作品は何があるのかな?
といった横のつながりを提示してくれます。

これはロックバンドのギタリストだったり、色々なソートが可能です。
このソートは、自前の音源に加えて、TidalやQobuzの音源も含めて提示されます。

この点が、Roonにストリーミングサービスが加わる最大の強みです。

任意の作品を選び、クレジットを表示させる

バランスエンジニアの、Hein Dekkerをタップしてみます。

手持ちの音源に加えて、ストリーミングサービスから手掛けた作品を提示してくれます。

4. 同一曲の他者演奏(カバー作品含む)を調べる

これも便利な機能の1つです。
好きなピアノ作品の別の演奏者を見つけたり、この曲のオリジナルは誰だったかな?とか同一曲を違うアーティストが演奏しているものを簡単に調べることができます。

この機能は、自分内ライブラリと、ストリーミング内両方検索可能です。

意外とカバーされているRadioheadを使ってみます。
赤枠で囲ったCDマークが自分内ライブラリにある同一曲の数、地球?右のマークがストリーミングサービスも含めた全数です。

任意の作品を選びます。

実際にこの曲は、この機能を使って出会いました。

5. オマケ Roon Radio

これはSpotifyでも近い機能がありますが、自分で選んだ曲が終わった時、今までの再生履歴や、同一作品を再生している人の趣向などを加味して、おすすめの曲をずっと垂れ流す機能です。

BGMとして使う場合に便利です。

現状は、最後の曲に対して同一カテゴリから再生されるイメージです。
例えばずっとピアノ作品とか、女性ボーカルとか。

右下のボタンでRadioの開始/終了が可能です。
また、次に再生する曲が右上に表示されていますので、いやな場合は飛ばすことができます。

機会があれば、オーディオ面でのセッティング方法もゆるく紹介したいと思います。

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