Paavo Berglund / Shostakovich: Symphony No. 11

ショスタコーヴィチは、マーラーやワーグナーと並び、交響曲では優秀録音が多い作曲家です。これは、曲が作られた時代背景、作品の構造上、集中し易い要素が大きいだけです。

これらの作曲家の作品は熱心に聴きませんが、オーディオ的な快感があるのも事実なので多少集めています。
これは、その中でも相当上位に入る優秀録音盤です。

Paavo Berglund / Shostakovich: Symphony No. 11
EMI SLS5177
sls5177
EMIは当時、露メロディア社との提携関係もありましたので、他の英国レーベルよりも、ショスタコーヴィッチの作品が多くあるようです。

交響曲11番は軍隊が無防備な民間人を千人以上を射殺した、血の日曜日事件(1905年)を題材にしています。

後半の猛烈な打楽器のエネルギーが最大の聴き所かと思います。これだけダイナミックレンジが大きく、肉厚な音でありながら破綻しないのは凄い事です。1枚の(2枚組ですが)レコードの中にこれだけの情報が詰まっていることに改めて感心します。

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