Raymond Agoult / Massenet: Meditation, Debussy: Clair De Lune, Bach: Wachet Auf

DECCAのSPAシリーズは基本的に廉価版という位置づけで、SXLシリーズの再発中心です。ただ一部ここでしか聞けない作品も存在します。

カタログ番号としては以前に紹介したカッチェンの作品、の次になります。

Raymond Agoult / Massenet: Meditation, Debussy: Clair De Lune, Bach: Wachet Auf
DECCA SPA111
SPA111

内容が良い作品と、録音が良い作品は全く別です。どちらも良いのが理想ですが、現実はなかなかそうはいきません。

僕は元々80年代のマイナーなポップスをメインで聞いていましたが、残念ながら録音が良いものはほぼありません。CDとLPが両方出ていたら、CDで別に構わないと思っています。
アナログで買っているのは、単純にCD化されていなという理由からです。

アナログの圧倒的な優位性を感じるようになったのは、クラシックの初期盤を聴くようになってからです。この時代は、演奏も録音も良いものが多いですね。
当時は優秀な録音エンジニアが多く、僕は、アーティストとは別に録音エンジニアの名義次第で作品を買うこともあります。

日本の歌謡曲でも、例えば鈴木智雄氏の作品は素晴らしいです。

ここで紹介したレコードもその内の1枚で、かのケネス・ウィルキンソンがクレジットされています。DECCAでウィルキンソンの名前があるもので外れは無いと思います。

内容はやや抑揚に欠ける感がありますが、湧き上がってくるような中低域に支えられた雄大な音場で、録音はやはり一級です。柔らかな質感で、ボリュームを上げてもうるさくなりません。