Byron Janis / Rachmaninoff: Piano Concerto No. 3

僕が普段集めているレコードは殆どが欧州の物で、米国の物はあまり所有していません。

米国の高音質レーベルとしてはRCA VictorのLiving Stereoシリーズと並んで定評があるのが、MercuryのLiving Presenceです。どちらもそれ程多くは所有していませんが、聴いてみると世間で高い評価を得ている理由は分かります。

Byron Janis / Rachmaninoff: Piano Concerto No. 3
Mercury SR90283
Mercury SR90283
ピアノ協奏曲の優秀録音として必ず登場する作品です。多くの優秀録音をを排出したレーベルとしては意外にもその活動期間は短く、事実上、1つの録音チームの手によって製作されていたようです。

僕は交響曲よりも協奏曲を好んで聴きますが、この水準のレコードは殆ど無いと思います。音の生々しさもそうですし、空間の位置関係がとにかく素晴らしいです。

ジャケット裏に、このレコードが3本のマイクで録音されていること、各楽器の位置関係が描かれていますが、その通りに音が定位するのが分かります。このレコードを聴くと、優れた機器、技師であれば、マイクは必要最小限の方が、優れた録音が出来る事が理解できます。