前回の続き

換装にあたり、まずは、新規のSSDをPCに繋げる必要があります。
ケースに入れずにそのままUSB or eSATA接続できるものが便利です。これの旧モデルを使っています。
裸族のお立ち台をPCに繋いだ状態で、新規に購入したサムソンのSSDに付属しているSamsung Data Migrationというソフトを使いました。
前回のインテル製SSDを購入した時もインテルの付属ソフトを使用していますが、この手のソフトは有料/無料でいくつか公開されているものがあります。任意で。
Samsung Data Migrationを使ったクローニング方法
クローニングとは、通常のコピーと異なり、OSやプログラムファイルを含めたすべてのデータを複製することです。
ソフトを立ち上げます。今すぐインストールを選択。
ソフトウェアをアップデートします。
メッセージの通り、すべてのプログラムを落としたほうが賢明です。
クローニングを開始します。
複製元、複製先が間違っていないか確認したうえで、開始ボタンをクリック。
複製中。eSATA接続で常時70MB/S程度でした。元々の容量が少ないので直ぐに終わりました。
終了しました。新規SSDのほうが容量が多い場合、空いた部分はそのまま使用できます。パーテーション拡張は必要ありません。地味に便利ですね。
一度PCと落としてSSDの入れ替えを行います。
高音質化のために、SSDを入れ替えて最初に行うこと
新規SSDに入れ替えて、動作が問題ないか確認したのち、空容量部分に一度データを書き込みます。
Disk FreeSpace Cleanerを使い、空き容量部分にランダムデータを書き込みました。
元ソニーのかないまるさんのサイトを参考にしました。
参考: ランダムデータによる、半導体メモリ、SSDの音質トリートメントについて
新旧SSDで速度は変わったのか?
当方の古いマザーボードのスペックでは、最新SSDを搭載しても、マザーボード側がボトルネックとなり本来の性能は享受できません。
実際のところ、どれくらい変わったのかチェックしてみます。
旧SSD インテル40GB
新SSD Samsung 850EVO 250GB
このような結果になりました。
数字上はそれなりに差が出ていますが、以前にHDDからSSDに変更したような体感速度の向上はありませんでした。
新しいマザーボードを使っている方だともっと差が出るはずです。
複製も付属のソフトでスムーズに進行し、特に不具合もなく、結果的には満足しています。
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