Apple Music時代のネットワーク環境考察

CDが売れなくなったと言われて何年経過したでしょうか。

メインストリームではダウンロードするスタイルが主流になり、今やライトなユーザーはYouTubeで聴くだけで、ダウンロードすらしませんね。

ちょうど1年くらい前に、アップルがヘッドホンで有名な Beatsを買収しました。Beatsは、ヘッドフォンブランドとしては、世界最大手ではありますが、アップルが買収するメリットは殆どなく、彼らが行っていた音楽配信サービスが狙いだと言われていました。

そして、今年、月額制の音楽ストリーミングサービス「Apple Music」を発表しました。アップルとしても、ダウンロード事業に陰りが見える中で配信事業に本格参入せざるを得ないところなのでしょう。

既に配信事業としては、Spotify(スポティファイ)が有名ですが、日本では色々な問題が有り導入されていませんでした。今回の「Apple Music」が日本で導入されることで、また音楽産業は色々な変化をするのでしょうか。

既にハイレゾを配信するTidalとなどのサービスもあります。
参考: http://tidal.com

ストリーミング時代のホームネットワーク環境を考える

僕のPCオーディオ環境は、ローカルHDDの音源を再生するスタイルですが、PCの操作自体は、iPhoneや別PCから遠隔で行っています。つまり、再生PCはネットワーク上に繋がっています。遠隔操作の命令を送るだけのために、LANケーブルを繋いでいます。音楽信号を送らないのに、そのLANケーブルやHUBでも音が変わります。

NASに音源を置いている場合や、ストリーミング再生の場合は、ネットワーク周りの環境をきちんと考える必要が有ります。

なお、ワイヤレスで再生のクオリティで満足できる方は、以下、見る必要はありません。

オーディオ用ネットワークの考え方

まず、オーディオ用にHUBを用意します。僕はLANケーブル以上に重要だと思っています。このHUBには、音楽再生に関わる機器以外は繋ぎません。ネットワークプレーヤーであれば、プレーヤーとNASですね。リッピング専用PCであれば、これも繋いで良いと思います。

また、このHUBとルーター間のLANケーブルは長くても構いませんが、オーディオ用HUBから各機器へのケーブルは短い方が良いと思います。

僕は無線LAN子機からオーディオ用HUB、そしてオーディオ用PCと繋いでいます。

オーディオ用途に向いたHUBとは

残念ながらオーディオメーカーが販売しているHUBはありません。通常のPCメーカーが出しているHUBの中から選択するしかないのが現状です。

選択のポイント
・金属筐体(プラよりも外部ノイズに強い)
・内臓電源よりも、ACアダプタータイプ(別途アナログ電源などに手を加えやすい)
・ファンレス(ファン付は少なくなったと思いますが)
・QoS(Quality of Service) 優先度の設定ができる。
・使わないポートを停止できる。

以下任意
・10/100Mタイプ ネットワークプレーヤーもほとんどが100M採用。ハイレゾ音源でも1000Mは必要なく、1000Mだとノイズ的な観点からデメリットになる可能性がある。
※最近は、1000Mを推奨するハードウェアも出てきました。将来的にDSD256マルチチャンネルなどの大きなファイルの場合は、1000M必須の時代が来る可能性もあります。
・分解し易い 簡単に分解できるタイプであれば、電磁波対策などがし易い。
・VLANの設定ができる。オーディオ系とその他のネットワークの干渉を抑えることできます。僕はVLANの設定ができれば、L2,L3スイッチを意識する必要は無いと思いますが、とことんこだわる方はL3を選択するのも良いと思います。
※値段が高価なのと、ネットワークのスキルは必要です。

最近は、PLANEXのFX-08Miniが人気があるようです。

当方のオススメ NETGEAR GS105E

PLANEXの情報はネットに幾らでもあると思いますので、僕が使っているNETGEARの特徴を紹介しておきます。

PLANEXとコンセプト的にも似ています。こちらは12V電源になりますが、同様に脱ACアダプター化が図れます。筐体はスチールです。アルミとどちらが良いかは難しい問題です。オーディオ用PCでも一長一短だと思っています。アルミは非磁性帯ですが、ある程度物量を投入しないと剛性が取れないデメリットが有ります。

NETGEARの良いところは、まず簡単に分解できます。以前のCuBoxと同じように電磁波対策をします。
GS105E

そして、最大のメリットが、PC上からHUBの設定を行うことができる点です。使っていない端子をDisable設定にしたり、通信速度の優先度、VLAN設定などができます。1000M対応ですが、ソフトウェア上で100Mや10Mにすることもできます。PLANEXは使っていませんが、これらの設定は出来ないと思います。

次回は、この機能について紹介したいと思います。

NETGEAR GS105Eをオーディオ用HUBとして使う
オーディオ用のHUBとして最適なNETGEAR GS105Eの設定方法について。

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