超音波スタイラスクリーナー

maxell SC-441

本来、レコードの針は、カンチレバーが劣化した時が寿命だと思いますが、多くの場合、スタイラスに固着した汚れによって使えなくなる事が多いそうです。

僕はしばらくBENZ MICROを愛用しています。現在使用しているモデルは、GLIDER L2という一世代前のモデルです。その前も同社のACEというモデルを使っていました。カートリッジは自社生産できるメーカーが少なく、高級モデルにおいても、多くはOEM供給です。

日本製が多いカートリッジにおいて、海外で自社生産できるメーカーは、EMTとBENZ MICRO位しか直ぐに思い浮かびません。
また、それらのメーカーでさえ、カートリッジを作る職人は数名、もしくは1人というところが殆どです。職人の高年齢化問題もありますから、10年後に消えているブランドもあるでしょう。
実際、BENZ MICRO社の製品も、数年間生産が止まっていて、つい最近輸入が再開されました。

カートリッジは末長く使いたいものです。

針先の汚れ対策は、常に盤を綺麗に保つことは勿論、再生が終わる度にブラシで汚れを取るようにしています。

それでも針先に汚れが付く事は有ります。数ヶ月に一回、超音波クリーナーでクリーニングをしています。マクセルのSC441というモデルのデッドストック品を入手しました。クリーニング液は、エスエスラボラトリーズのスタイラスファインを使っています。

この組み合わせは、かなり綺麗になりますし、音もクリアになります。

ダンパーの劣化はどうにもなりませんが、僕はリフターを使わずに完全手動でアームの上げ下げを行っています。慣れてしまえば、リフターを使うよりもカートリッジに優しい気がしています。

ただし、慣れと指掛けの構造の問題もありますので、ケースバイケースだと思います。

追記: このジャンルでは珍しく新製品があるのですね。
当方のマクセルと比べると3次元で振動する機構になっていますので、汚れの除去と合わせて、ダンパーの予備運動の効果もあるそうです。寒い時には良いかもしれません。