Zubin Mehta / Holst: The Planets

前回の投稿、クラシック オリジナルレコード 米国編 でちょっと触れた、メータの惑星の比較をやってみようと思います。

Zubin Mehta / Holst: The Planets
DECCA SXL6529
LONDON DECCA CS6734
SXL6529

このレコードは随分前から持っていますが、今回初めてちゃんと比較してみました。

ホルストの惑星は、メジャー作品ですので、相当数のレコードが存在します。オーディオファイル作品としては、このメータ盤が定番だと思います。僕が持っている中では、次点がプレヴィン盤でしょうか。

オリジナルは英DECCA SXL6529ですが、前から気になっていた事が有ります。

米国を代表するオーディオ誌、アブソリュートサウンドの編集長だったハリーピアソンが膨大なレコードの中から選んだ高音質作品リスト、TAS Super Disc Listの中では、この作品は英盤ではなく米盤が選出されています。
彼は先日亡くなってしまいましたね。本当はそのタイミングで投稿しようと思っていたのですが…。

このTASリストに選出された多くのレコードは、現在の最新優秀録音と比べても全く見劣りしない物ばかりです。
リストは何段階かに分かれています。その中で最上位にノミネートされている(BEST OF THE BUNCH: Classical)クラシックレコード12枚のうちの1つがこの作品です。

参考:The HP Super LP List

ハリーピアソンのリストをみると、米国誌だからマーキュリーやRCAの作品が多いのは仕方がないとしても、オリジナルに限らず、再発盤のノミネートもありますし、多岐に渡っています。これだけのリストを作るのは相当大変だと思います。同一作品でも国別、新旧で聴き比べていたと思うと、凄い事ですね。

前置きが長くなりましたが、2枚比較してみました。
ちなみにDECCA盤はマトリクス1W/1W、LONDON DECCA盤は3W/4Wです。米盤は3枚購入して一番若いのがこのマトでした。

B面の冒頭、土星で比較してみました。
かなり微妙な違いですが、若干、米盤の方が明るく高域にアクセントがあるように感じます。英盤の方が重厚感があり破綻しない印象です。
この時代なので、イコライザーカーブはどちらもRIAAでしょうし、盤質自体の個体差レベル程度で、ほぼ同格とみてよいと思います。

僕がどちらかを残すとすれば、いちおう英盤を選ぶと思います。

再発盤で有名な、Speakers Corner Recordsも以前買ってみましたが、ちょっと聴いて”不要”と判断し処分しました。この差は無視できないと思います。

それ以来、Speakers Cornerのレコードは買っていません。

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