ドビュッシーの海という作品が好きで、コツコツ集めてます。
Georg Solti / Ravel: Bolero, Debussy: La Mer, Prélude A L’Après-Midi D’Un Faune
DECCA SXL6813
今回はショルティ&シカゴ響のコンビです。
晩年のデッカ作品としては、同じコンビでストラヴィンスキーの春の祭典は有名ですね。同時期で、録音エンジニアはケネス・ウィルキンソンです。
ショルティとフランスのイメージが結びつかず、聴くまでは期待していませんでしたが、演奏も録音も素晴らしいです。人気の高い春祭よりも良いのでは?と思えるくらいです。
調べてみると、この録音の少し前までパリ管弦楽団の首席指揮者も務めていたのですね。フランスと無縁ではなかったようです。
時期的にシカゴ響のメンバーに精鋭がそろっていたことや、名エンジニアによる録音も相まってアナログ時代末期を代表する作品に仕上がっていると思います。
雄大で感動的な海です。
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