Volumio2(version: 2.001)

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何日か前に、Volumio2の安定版がようやくリリースされました。
参考: https://volumio.org/volumio-2-stable-release/

過去のベータ版は全て試していますが、1.5.5(ほーりーさん改)から乗り換える気は起きませんでした。
結論から先に言うと、やっとVolumio2に乗り換える気持ちになりました。

音質評価はまだここでは述べませんが、快適性がようやく同じレベルになりました。

一通りの設定方法を紹介ます。

Volumio2(version: 2.001)について

過去のバージョンと重複する部分もありますが、大きな流れとして設定方法を紹介します。
ハードウェアは今まで通り、Raspberry Pi 2 Model Bを使用しています。マイクロSDカードへの書き込み方法は今まで通りなので省略します。

音源も今まで通りUSB-HDDを使用しています。
Linuxの場合は、デフォルトではexFATのマウントはできませんが、今回のVolumio2は自動で認識します。

1. I2S DACの選択

WEBブラウザで
volumio.localにアクセスします。

playback_i2sdac
Playback Optionsに入り
1. I2S DAC を ON
2. DAC Modelを選択
SAVEするとリスタートされます。

2. アルバムアートワークの設定

今回のバージョンよりMPoD/MPaDやCantataなどでアートワークの表示が可能になりました。
Volumioの場合、WEBブラウザからも選曲はできますが、専用のMPDクライアントの快適性には劣ります。

Local Cover Artのリンク先を変更します。
mpod

3. Last.fmとの連動との連動

初代Volumioと基本は同じです。

Raspberry Piでオーディオ 3. SSH接続での設定
WEB UI編はこちらから間が空いてしましました。 前回のWEB UIからの設定で、だいたいのことは出来ますが、SSH(セキュアシェル)でしかでき...

SSH接続での設定です。

volumio2はSSH接続する際に
ホスト名: volumio.localでログインできます。
login as: volumio、password: volumio

root権限ではないため、一部のコマンドでは頭にsudoを入れる必要があります。

最初にアップデートをしないと、うまくインストールできませんでした。以降は同じ手順です。

#アップデート
volumio@volumio:~$ sudo apt-get update

4. HDDのスピンオフ

一定期間でHDDを停止します。
音楽を聴かないときにHDDを止める(無音化)ための方法です。

初代Volumioとは少しやり方が変わります。

#hdparm sdparmのインストール
volumio@volumio:~$ apt-get install hdparm sdparm
volumio@volumio:~$ sudo nano /root/hdd_spindown.sh

以下を貼り付け

#!/bin/sh
 
if [ $# -lt 2 ]; then
        echo "not enough arguments supplied."
        echo "hdd_spindown.sh [UUID] [INTERVAL]"
        exit 0
fi
 
disk=`findfs UUID="$1"`
interval=$2
 
count=$interval
up=1
 
if [ -z $disk ]; then
        #echo "findfs error"
        exit 1
fi
 
disk=`echo "$disk" |sed -e "s@/dev/@@"`
 
state=`grep " $disk " /proc/diskstats`
 
while [ true ]; do
        sleep 10
        count=$(($count-10))
        newstate=`grep " $disk " /proc/diskstats`
        if [ "$state" = "$newstate" ]; then
                if [ $count -lt 0 ]; then
                        count=$interval
                        if [ $up = 1 ]; then
                                #echo -e "spin-down"
                                sync
                                state=`grep " $disk " /proc/diskstats`

#hdparmを利用するとき
                                hdparm -y /dev/$disk > /dev/null 2>&1
#sdparmを利用するとき
                                sdparm --command=stop -r /dev/$disk > /dev/null 2>&1

                                up=0
                        fi
                fi
        else
                #echo -e "drive is up"
                count=$interval
                state="$newstate"
                up=1
        fi
done
#パーミッション変更
volumio@volumio:~$ sudo chmod 700 /root/hdd_spindown.sh
#HDDのUnit名確認
volumio@volumio:~$ systemctl list-units| grep -F .mount

volumio2は日本語のボリュームという言葉が使われているため、ユニット名はかなり長いです。

#HDDのUUID確認
volumio@volumio:~$ sudo blkid /dev/sda2

sda2の部分は環境で変わります。
dfコマンドで確認できます。

volumio@volumio:~$ sudo nano /lib/systemd/system/user_hdd_spindown.service
以下を貼り付け
[Unit]
Description=hdd spindown by sdparm
After=(先ほど、確認したUnit名)

[Service]
ExecStart=/root/hdd_spindown.sh (USBHDDのUUID) (直近のアクセスからスピンダウンまでの時間(秒)) > /dev/null 2>&1
KillMode=process
Type=simple
Restart=no

[Install]
WantedBy=multi-user.target
#起動時に自動で動くように
sudo systemctl enable user_hdd_spindown.service

再起動後、適用されます。

参考: USBHDDの定期的なスピンダウン方法 – RaspberryPiで各種サーバー作り!

5. ラズパイでSpotifyの再生

先日、日本でもSpotifyのサービスが開始されました。

Spotifyの登録方法は省略します。ラズパイで再生する場合はプレミアムのアカウントが必要です。
PCやスマホで再生し、Airplayで飛ばす方法もありますが、それだと再生中はスマホやPCを立ち上げている必要があります。

ラズパイで再生できれば選曲だけをリモートで行い、あとは閉じても再生は続きますので大変便利です。
Apple Musicの場合は、iTunesに紐づけされますので、何かと不便で試用期間早々に削除しました。

I. プラグインのインストール

Volumio2の場合、各種プラグインをWEBブラウザからインストールできます。

volumio.localにアクセスし、
メニューの中のPluginを選択
Search pluginsからSpogifyをインストール
spotify_plugin_install

その後、Installed PluginsにSpotifyが現れます。offボタンをonに切り替えると、右に設定ボタンが表示されます。
spotify_plugin_name
プレミアムアカウントのユーザー名、パスワードを入力します。

spotify_plugin_active
これで、WEBブラウザ上の設定は完了です。

II. SSHでの設定

なぜかデフォルトだと音が出ません。
いずれ改善されると思いますが、SSH接続で設定の変更します。

volumio@volumio:~$ sudo nano /etc/spopd.conf

audio_output = ao

[sox]
output_type = alsa
output_name = hw:0
に変更する

III. VolumioでSpotifyを選曲

選曲はWEBブラウザより行います。
MPoDかはらできません。

また、MPoDで選曲している状態だと、こちらを優先しますので、Spotifyを使う場合は、事前にMPoDなどのクライアントソフトでの選曲は停止します。
この辺は自動で切り替わって欲しいですね。以降のバージョンアップに期待します。

WEBブラウザでvolumi.localにアクセスし、Browseボタンを押します。
ブラウザのサイズでレイアウトが変わります。表示画面が小さいとBrowseボタンは音符マークに変わります。
spotify_play
Spotifyのボタンが表示されます。

spotify_play_web
再生しているところ。
日本のアーティストは思ったよりは多い感じがしますね。

追記。マイナーアップデートで現在はv2.029が最新です。

Volumio2(version: 2.029)
Volumio2のマイナーアップデート情報です。以前はファイルをダウンロードして、マイクロSDに書き込み作業を行っていました。つまり、諸々の設定を最初か...