Volumio2(version: 2.348)

しばらくsymphonic-mpdを使用していましたが、Version: 0.4xxになってから、イマイチ安定性に欠けるため、Volumio2に戻してみました。

現在のsymphonic-mpdは、JPLAYやlightMPDのように2台のPCを使った再生方法にシフトしようとしています。現状ではSpotify Connectやハイレゾの再生に対応していませんが、原理的には単純にネットワークを分割しているJPLAYやlightMPDよりも1歩先の世界へ行っていますね。

導入するための環境は整えつつ、少し様子を見たいと思います。

Volumio2も最初はイマイチと言われていましたが、更新を重ねるごとに安定性、音質、機能面も充実してきました。

既に、MPDとUPnPクライアントソフトで動作ができ、AirPlayとSpotify Connectにも対応。プラグインでYoutubeから検索した音楽データの再生もできます。

現時点での設定をおさらいしておきます。

当方の環境は以下の通りです。
ハードウェア: Raspberry Pi3
音源: NAS(NFS)
DAC: i2s接続

Volumio2(version: 2.348)について

volumio2.348
以前のバージョンで問題のあった、Aiffのタグ情報表示も解決されています。

現在のmpdとカーネルのバージョン
mpd version: 0.20.0
カーネル: 4.9.65-v7

1. SSHでアクセスする方法

デフォルトではSSHでアクセスできなくなりました。
ほとんどの設定はwebブラウザからできますが、LEDの消灯、USB-HDDのスピンオフ、last.fmとの連動、バッファーサイズの細かい設定などはSSHからアクセスする必要があります。

webブラウザで
volumio.local/DEV/
と入力するとSSHアクセスの可否が設定できます。

SSHの設定については、大きくは以前に紹介したものと変わりません。

今回は、NASを使用していますので、USB接続したHDDのスピンオフは行っていません。また、last.FMとの連動も省略しています。下記リンク先の設定と変わらないはずです。
Volumio2(version: 2.001)
Volumio2安定版がリリースされました。MPoDでのアートワーク表示やSpotifyとの連動方法などを紹介します。

2. UPnPレンダラーに対応

以前から対応はしていたと思いますが、おさらいです。

Volumio2は基本的にMPDベースで動いていますので、MPDクライアントソフトを使用して操作を行います。

クライアントソフトとして絶対的な存在であったMPoDおよびMPaDが、iOS11から使用できなくなりました。

当方はiOS用としてはSoundirok、PC(Win MAC)ではCantataを使用しています。

MPDクライアントソフト Soundirok
MPDクライアントソフト Soundirokの紹介。iOS11以降、MPoDが使えなくなったiOS用のクライアントソフトの最右翼です。
MPDクライアントソフト cantata 1. 初期設定
PC用MPDクライアントのお勧め、canataの紹介。主な特徴や、初期設定方法など。

現在のVolumio2では上記MPDクライアントとは別に、UPnPクライアントソフトも使用できます。

原理の詳細は勉強不足ですが、MPDをベースとして動いているようです。
参考: An UPnP Audio Media Renderer based on MPD

参考までにiPhoneからの操作画面の比較

MPDクライアントSoundirok
Soundirok

UPnPクライアントソフトLumin
Lumin

Soundirokのレスポンスが早くなれば無敵だと思いますが、現状はLuminと気分で使い分けています。

3. Spotify Connect

Volumio2でも、Volumioアプリを使うことで、Spotifyには対応していますが、Spotify Connectの操作に慣れてしまうとそれ以外の方法で聴くきになりません。

SSH接続での設定です。

volumio2はSSH接続する際に
ホスト名: volumio.localでログインできます。
login as: volumio、password: volumio

最新状態にアップデート

volumio@volumio:~$ sudo apt-get update
volumio@volumio:~$ sudo apt-get upgrade

Raspotifyのインストール

volumio@volumio:~$ curl -sL https://dtcooper.github.io/raspotify/install.sh | sh

オーディオデバイスの確認

volumio@volumio:~$ cat /proc/asound/cards

0 [ALSA ]: bcm2835 – bcm2835 ALSA
bcm2835 ALSA
1 [sndrpihifiberry]: HifiberryDac – snd_rpi_hifiberry_dac
snd_rpi_hifiberry_dac

ALSAの設定 今回はI2S DACである1を選択(cardのあとの数字が上記デバイスです。)

volumio@volumio:~$ sudo nano /etc/asound.conf

以下を保存
pcm.!default
{type hw card 1}

ctl.!default
{type hw card 1}

プレミアムアカウントを持っていれば、320kbpsに変更します。
ビットレートの変更

volumio@volumio:~$ sudo nano /etc/default/raspotify

# Bitrate, one of 96 (low quality), 160 (default quality), or 320 (high quality)
BITRATE=”320″に変更

サービスの再起動

sudo systemctl restart raspotify

これで、スマホやPCで選曲したものがオーディオシステムで再生できます。
スマホやPCはあくまでもリモコンですので、閉じてもそのまま再生できます。
Spotify Connect

4. その他不要な機能の停止

今までとほとんど変わりませんが、以前はPi 2を使っていました。Pi 3になっていくつか変わったことがあります。

LED消灯コマンドはPI 2と変わっています。従来の方法だとPOWER LEDが消えなくなりました。
また、WIFIとBluetoothはPi 3になってから搭載されていますが、不要なのて停止します。

volumio@volumio:~$ sudo nano /boot/config.txt

以下を保存

# Disable the ACT LED.
dtparam=act_led_trigger=none
dtparam=act_led_activelow=off

# Disable the PWR LED.
dtparam=pwr_led_trigger=none
dtparam=pwr_led_activelow=off

# turn wifi and bluetooth off
dtoverlay=pi3-disable-wifi
dtoverlay=pi3-disable-bt

このままだと、Power LEDは消灯しません。
HDMIも停止します。

volumio@volumio:~$ sudo nano /etc/rc.local

以下を保存
#hdmi stop
sudo /opt/vc/bin/tvservice -o

#PWR LED off
echo 0 | sudo tee /sys/class/leds/led1/brightness

exit 0の上に書き込まないと有効になりません。

USBのすべてのポートも停止していますが、以前の方法と変わりませんので省略します。

Volumio2(version: 2.141)SSH設定のまとめ
Volumio2におけるSSH設定のまとめ。不要なUSB、HDMI出力の停止、LED消灯。lastFMとの連動など。

USBが機能しているかどうか、出力電圧に問題ないかどうかのチェックに、下記製品を使用しています。
1つ持っていると便利です。

次は、ASUSのTinker Boardか、symphonic-mpdのセパレート構成を試してみたいと思います。

参考: セパレート構成まとめWiki

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